press title

ローデ・シュワルツ初の5G FR1 / FR2 双方に対応する 自動EMCテストシステム

ローデ・シュワルツは、5G FR1 / FR2双方の周波数範囲での放射性スプリアスエミッション(RSE)測定に対応するソリューションを提供開始いたします。このソリューションは、R&S ELEKTRA EMCテストソフトウェアを5G対応にアップグレードすることで実現します。

EMC image
ローデ・シュワルツ初の5G FR1 / FR2 双方に対応する 自動EMCテストシステム

3月 16, 2020

このソリューションの中核にあるR&S®TS8996 RSEテストシステムは、5G FR1とFR2の周波数範囲をカバーしたRSE測定に対応したシステムで、自動テストでは、開発やコンプライアンステスト中に、5Gコンポーネントやデバイスのスプリアスエミッション測定や、EMIテストに沿ったRSE測定を実行します。5G測定や校正の自動テストへの対応は、ユーザーフレンドリーなR&S®ELEKTRA EMCテストソフトウェアをアップグレードすることで可能になります。その他、ソリューションには、信号発生用のR&S®CMX500 5G無線機テスターと、最高で44 GHzの周波数範囲で優れたRF特性と高速測定を特長とするR&S®ESW44 ハイエンドEMIレシーバが含まれます。

R&S ELEKTRA によるテストシステムのコントロール

R&S ELEKTRA EMCテストソフトウェアは、5Gテストソリューションに最適なだけでなく、わかりやすいユーザーガイダンスを備えた効率的な自動テストシステムを実現し、開発におけるインタラクティブな測定や、EMIのプリコンプライアンステストや認証テストを効率化します。一般的なEMC認証や、自動車産業でのEMC規格準拠に最適です。また伝導性および放射性EMSのテストシステムにも使用でき、テストプランの計画、キャリブレーションの実行、結果の評価など、さまざまな範囲で活用することができます。いずれの場合も、IEC 61000-4-3/-4-6に準拠した正確な信号を生成し、R&S ELEKTRAは、ローデ・シュワルツのすべての現行のEMIテストレシーバと一部のスペクトラム・アナライザをサポートしています。

Rohde & Schwarz について

Rohde & Schwarz は、電子計測器、放送/メディア、航空宇宙/防衛/セキュリティーおよびネットワークとサイバーセキュリティーにおける大手サプライヤーです。テクノロジーグループの革新的な通信、情報、およびセキュリティー製品は、業界および政府機関の顧客がより安全に相互接続された世界の実現に貢献しています。 2019 6 30 日時点で、ローデ・シュワルツは 12,100 人の従業員を擁しています。当グループは、 2018/2019 会計年度( 7 月~ 6 月)に約 21 4,000 万ユーロの純収益を達成しております。同社はドイツのミュンヘンに本社を置き、世界 70 か国以上に子会社があり、アジアおよび米国に地域拠点を有しています。

R&S ® は、Rohde & Schwarz GmbH & Co. KGの登録商標です。