R&S®NRP50S 3パス・ダイオード・パワー・センサ
USB操作用
- 徹底して特性評価されたパワー・センサ
- 測定の不確かさを最小化
- 測定時間を最小化するインテリジェントなアベレージング機能
- 汎用性の高い測定機能
- USBTMCによる容易なシステム統合
- 内蔵トリガI/Oポート
- ステータスLEDにより、センサのステータスを一目で確認可能
- 着脱式ケーブルにより、柔軟な操作を実現
パワー・センサにはさまざまな着脱式ケーブルが付属しているので、多様な表示装置と接続できます。ケーブルがたるまないように、センサの端はねじ込み式の接続になっています。
R&S®NRP-ZKU USBインタフェースケーブルを使用して、USBインタフェース経由でパワー・センサをノートパソコン/PCに接続することができます。ベースユニットが不要な超省スペース型で、コストパフォーマンスの高いソリューションです。ノートパソコン/PCからのセンサの操作を簡素化するために、2種類のソフトウェア・ツール(R&S®Power Viewer PlusとR&S®NRPV 仮想パワー・メータ)が用意されています。これらのツールは、センサに実装されているすべての測定機能をサポートします。
- 各センサをLANモデルとして使用可能
- LAN経由の任意の距離でのリモートモニタリング
LANパワー・センサは、衛星システムや粒子加速器などのリモート・モニタリング・アプリケーション(すなわち、システムと異なるポイントにセンサを配置する必要がある場合)に最適です。LANインタフェースの使用により、さまざまなテストポイントとコントロールセンター間の距離が離れている場合にも簡単に対応できます。
- Power over Ethernet(PoE)による電源供給
- 内蔵ウェブGUI
- 汎用アプリケーションに最適
- 革新的な3パスコンセプトによる93 dBのダイナミックレンジ
R&S®NRPxxS/SN パワー・センサは、それぞれが最適なディテクターレンジで稼働する3つの別個のダイオードパスを使用します。その結果、変調方式とは無関係に高精度で平均パワーを求めることが可能となります。測定結果は、干渉信号または高調波の影響をほとんど受けません。したがって、R&S®NRPxxS/SN パワー・センサは、サーマル・パワー・センサと同じように動作しますが、非常に高速である点が異なります。このパワー・センサは、最大93 dBのダイナミックレンジを備え、-70 dBmの非常に低い測定下限値に対応しています。
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- 革新的な3パスコンセプト
従来のマルチパステクノロジーとは異なり、R&S®NRPxxS/SN パワー・センサの隣接ダイオードパスは6 dB重なり合っています。すべてのパスが、継続的に同時測定されます。最終的な測定結果は、すべてのパスの測定結果を適切に重み付けすることで得られます。この革新的なアプローチにより、測定パス間のスムーズな遷移が実現されます。測定パス間のハードスイッチングに起因するヒステリシス効果、追加の測定遅延および微分非直線性などの問題は排除されています。さらに、特許を取得したセンサ・アーキテクチャにより、S/N比が改善されていて、遷移領域での測定速度が増加しています。
- 低レベルにおいても優れた測定速度と精度
- 50,000回/秒以上の測定
- 10,000回/秒のトリガ測定