DESIGNETZ

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Designetz – BMWiから資金提供を受けた研究プロジェクト

創造的エネルギーを通じた連携

動機

再生可能エネルギーの急速な普及により、エコロジー、経済、社会の各領域でさまざまな機会が生じています。同時に、エネルギー生産構造の非集中化が進むことにより、エネルギー産業は大きな課題に直面します。送電網の計画と運用は、これまでよりはるかに複雑になりました。電力会社は、エネルギー移行の目標(非集中化、二酸化炭素削減、消費と生産のインテリジェントなネットワーク化)を達成しながら、電源を確保することを要求されます。このためには、負荷と貯蔵に関する柔軟性を維持しながら、供給に依存する生産を可能にし、かつ再生可能エネルギーを組み込むことができるソリューションが必要です。これを実現するため、カスタムソリューションや新しいコンセプトをシステマティックな観点から検証し、統合して実証する必要があります。

方法と目標

Designetzプロジェクトの目的は、さまざまなテクノロジーの利用が可能なスケーラブルなコンセプトを開発するとともに、セキュアで効率的な電源への道を開くことです。いくつかの地域をモデルとして、都市や工業地域といった大消費地での電力の供給と消費の様子が調べられます。これは、エネルギー移行のための貴重なデータとなります。再生可能エネルギー(そのほとんどは消費地周辺の地域で生産)による余剰電力は、必要に応じて分配できます。

Designetzで、Rohde & Schwarz Cybersecurityは、作業パッケージAP6(ICTドラフト)の統合データおよびサービスプラットフォームに関わっており、重要インフラのITセキュリティーに関する高い専門性を持つパートナーとしての役割を果たしています。

このプロジェクトでのRohde & Schwarz Cybersecurityの目標は、以下のとおりです。

  • 全体的なセキュリティーおよびデータ保護コンセプトの一部としてのデータノードのソフトウェア定義プラットフォームのための信頼できるインフラおよびセキュリティーアーキテクチャーの解析と設計
  • ICTインフラとトラステッドコンピューティングの統合
  • CCに基づくEAL 5までのセキュリティーターゲットの開発
  • ハードウェアベースのセキュリティーと信頼アンカーの統合による、プロアクティブセキュリティーのテクノロジーを使用した隔離コンパートメントの作成

プロジェクトの組織:

Designetzは、ドイツ連邦経済エネルギー省(BMWi)からの資金提供を受けた研究プロジェクトであり、研究および産業分野で高い専門性を持つさまざまなパートナーが参加しています。このプロジェクトのオーナーは、「Smart Energy Showcases – Digital Agenda for the Energy Transition(SINTEG)」の資金供給に関してはBMWiです。プロジェクトを主導しているのはinnogy SEです。

  • プロジェクト管理:Projektträger Jülich
  • コンソーシアム(AP6のみ):innogy SE、German Research Center for Artificial Intelligence(DFKI)、R&S Cybersecurity Sirrix GmbH、Fraunhofer Institute for Experimental Software Engineering IESE、Hager Group、University of Applied Sciences Saarland、IS Predict GmbH、Scheer GmBH、Saarland University
  • プロジェクト期間:2017年1月~2021年1月

このプロジェクトの詳細については、www.designetz.deをご覧ください。

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