USBケーブルによるデータおよび設定のインポートとエクスポート
R&S®RTB2000/RTM3000/RTA4000 オシロスコープでは、LANを使用してリモートで制御/操作できます。これらのオシロスコープには、USBベースの接続規格であるメディア転送プロトコル(MTP)が搭載されています。
R&S®RTB2000/RTM3000/RTA4000 オシロスコープでは、LANを使用してリモートで制御/操作できます。これらのオシロスコープには、USBベースの接続規格であるメディア転送プロトコル(MTP)が搭載されています。
オシロスコープのリアパネルにあるUSB Type-BデバイスポートをPCのUSBホストポートに接続して、以下の機能を使用できます。
R&S®RTB2000/RTM3000/RTA4000 オシロスコープなどのポータブルデバイスからPCへUSBケーブル経由でファイルを転送するには、MTPを使用します。デバイスがPCのUSBポートに接続されているとき、このプロトコルを使用して写真、音声コンテンツなどのメディアにアクセスできます。MTPはWindows Mediaフレームワークに含まれており、 2008年、USB Implementors ForumがMTPをUSB仕様の一部として定めました。
USBケーブルでPCをR&S®RTB2000/RTM3000/RTA4000に接続します。PCのUSBホストポート(Type-A)を、オシロスコープのリアパネルにあるUSBデバイスポート(Type-B)に接続します。接続すると、スマートフォンをPCに接続したときに表示されるメッセージのように、オシロスコープを接続するかどうかを確認するポップアップメッセージがPCに表示されます。
その後、プライマリーディレクトリー(Internal Storage、Live Data、およびUpload)が表示されます。
オシロスコープの波形データ(.csvファイル)にアクセスするには、Live Data ▷ Channel ▷ Acquisition Memoryをクリックします。これらのファイルは保存可能で、Excelや、PCベースの各種解析ツールで直接開くことができます。
この例では、オシロスコープがサイン波を捕捉しました。CH1.csvファイルをPCにコピーし、スプレッドシートで開きました。列Aに、各オシロスコープサンプルを捕捉したときのタイムスタンプが表示され、列Bに、各捕捉に関連する垂直軸値が格納されています。
ソースごとに、チャネル、演算波形、リファレンス波形を含む個別の.csvファイルがあり、 スプレッドシートを使用してデータをプロットしたり、詳細な解析を実行することができます。ユーザーは各ディレクトリから、捕捉メモリ全体またはオシロスコープに表示されているデータが含まれる.csvファイルを確認できます。一部のPCベースのツール(Excelなど)ではサポートされる行数に制限があり、オシロスコープで取得された大容量メモリを処理できません。この場合、MATLAB®やOctaveなど、より多くのデータをサポートするアプリケーションを推奨します。
Live Dataディレクトリには、ユーザーが現在のオシロスコープ設定および関連するSCPIコマンドを確認するときに使用する、SETUP.scpファイルが含まれています。この書式付きテキストファイルを開いて、SCPIコマンドを表示します。次に、このファイルをPCにコピーし、テキストビューアーで開きます。
この画面では、オシロスコープの現在の設定に関連するSCPIコマンドのサブセットを含む例を示しています。必要に応じて、オシロスコープのユーザ・マニュアル(1333.1611.02)で各コマンドの意味を調べることができます。
ユーザ・マニュアルが見つからない場合や、設定変更に関連するSCPIコマンドを見つける必要がある場合は、SETUP.scpファイルを開きます。フロントパネルまたはユーザーインタフェースを使用して設定を変更します。次に、新しいSETUP.scpファイルを開いて、2つのファイルを比較します。すると、変更した設定のSCPIコマンドがハイライトされます。この例では、チャネル2をオンにするSCPIコマンドが示されています。
SCPIコマンドをオシロスコープへ送信する必要がある場合、以下の方法で行うことができます。
これらを使用して、必要なSCPIコマンドを含むテキストファイルを作成できます。チャネル2をオンにし、1目盛りあたり100 mVに調整するコマンドを記載したファイルを作成すると、テキストファイルには、例えば、CHAN2:STAT 1とCHAN2:SCAL 100E - 3が含まれます。
そのままファイルを.scpとして保存するか、保存後、ファイル拡張子を.txtから.scpに変更します。
SCPIコマンドを含む.scpファイルをコピーし、Uploadディレクトリにドロップします。するとファイル内のSCPIコマンドがオシロスコープですぐ実行されます。
オシロスコープのスクリーンショットをフロントパネルのUSBドライブにファイルを保存せず取得するには、そのままLive Dataディレクトリに切り替えて、オシロスコープディスプレイの現在の画像のビットマップを開くかまたはコピーします。
新しいバージョンのファームウェアをPC上にダウンロードしたら、それをUploadディレクトリにドラッグ・アンド・ドロップします。オシロスコープが、ファームウェアアップデートを即座に開始します。