FAQs from Rohde & Schwarz

ユーザ独自の校正キットとコネクタのリモートによるリコール

質問

独自のコネクタ・タイプと校正キットを作成してあります。しかし、リモートコマンドでそれを選択することができません。

“SENS1:CORR:CKIT:<own connector>:SEL 'own connector CalKit' というコマンドは受け付けられません。

手動で選択する場合には、何の問題もありません。

回答

上記のコマンドは、N50やPC35などの定義済みのコマンドに対してのみ使用できます。

ユーザが作成したその他のコネクタ・タイプに対しては、次のコマンドを使用する必要があります。

“SENS:CORR:CKIT:SEL 'own connector', 'Own connector CalCit'

ここで、“own connector” と “Own connector CalCit” は、

コネクタと校正キットの名前の例です。その他の任意の名前を使用できます。

名前に入力エラーがあると、エラーが発生するので注意してください。例えば、

校正キット名の後ろにスペースが追加されている場合です。このエラーは、

ZVA/B/T/Lのキーで名前を入力した場合によく発生します。

上の例に従えば、コマンドはスペースが追加された場合のみ動作します。

“SENS:CORR:CKIT:SEL 'own connector', 'Own connector CalCit '

“CalCit” の “t” と引用符の間にスペースがあることに注意してください。