EMCケーススタディー | Veo Technologies

Veo Technologies向けのシンプルなEMCテスト

MIPIおよびEMCコンプライアンスを実現する高度な測定機器とテストパッケージ

Veo Technologies ApSは、現在プロフェッショナルのチームだけが実行できるビデオ放送および分析の民主化を目指しています。Veoのチームが開発中のAIスポーツカメラを使えば、カメラオペレーターがいなくても試合の録画が可能になります。自動録画/編集機能により、コーチやプレーヤーが試合を録画して分析し、共有することができます。

Veoのテスト過程の内側

開発の早い段階でインタフェースの問題と内部ノイズを特定して解決した方法を紹介します。

課題:MIPI(Mobile Industry Processor Interface)コンプライアンステストとEMCテスト

Veoには解決すべき問題が2つありました。

  • カメラインタフェースの間欠的なクラッシュ
  • 原因不明の内部ノイズ

Veoのカメラは高速デジタルカメラであり、MIPI Alliance仕様に準拠する必要があります。MIPIコンプライアンステストの目的は、カメラのデジタルインタフェースが仕様を満たすことを確認することで、同じインタフェースを備えたアプリケーションプロセッサ、カメラ、ディスプレイの間の相互運用性を確保することです。Veoのカメラは、カメラインタフェースの問題が原因で、MIPIコンプライアンステストに不合格となっていました。

2番目の問題である内部ノイズは、ファンクションテスト中に発見されました。Veoは、干渉源を解析して特定するため、電磁両立性(EMC)テストを行うことにしました。EMCテストの目的は、電子製品が動作の過程で電磁干渉を発生することもそれに影響されることもないのを確認することです。多くの団体がEMCの規制規格を定義しており、多くの国でコンプライアンスが市場アクセスの法的要件になっています。Veoは、同社のカメラがテストハウスでのコンプライアンステストに初回で合格することを目指していました。正式なコンプライアンステストで不合格になるとコストがかかり、製品の市場投入に遅れが生じます。Veoは、潜在的なEMCの問題をデザインサイクルの早い段階で発見して解決するためにプリコンプライアンステスト用の信頼できるEMCテストソリューションを必要としていました。

ローデ・シュワルツのソリューション

Veoは、MIPI D-PHYのデバッグとEMCテストに関する支援をローデ・シュワルツに求めました。ローデ・シュワルツは、購入決定前に製品を試すために必要なデモ機器を提供しました。

R&S®RTO6 オシロスコープは、トリガ/デコード機能に加えて、MIPI D-PHYバスのコンプライアンス解析およびデバッグをサポートしています。内部回路は、低ノイズ、広いダイナミックレンジ、安定した再現性の高い結果を実現するように設計されています。

A/Dコンバーターは信号歪みを最小化し、高分解能で高精度の信号解析を実現します。R&S®RTO6 オシロスコープには、高度な並列処理向けに設計されたASICが組み込まれています。このオシロスコープは、波形の収集、解析、表示を、きわめて高い収集レートで行うことができます。

FPLは、オシロスコープとマルチメータの両方の機能を持つ汎用性の高いスペクトラム・アナライザです。FPLを使えば、干渉源を検出し、その位置と周波数に関する情報を得ることができます。軽量でバッテリー動作なので、他の同等の測定器に比べて持ち運びがはるかに容易です。

R&S®CMW-Z10 RFシールドボックスは、優れたシールド性とカップリングを提供します。このボックスは、外部の無線信号源からの干渉を阻止するとともに、被試験デバイス(DUT)からのエミッションを分離します。

EMCテストニーズについて、弊社のエキスパートがご質問にお答えいたします。お気軽にお問い合わせください。

結果と達成事項

Veoは、R&S®RTO6 オシロスコープでカメラインタフェースをテストし、繰り返されるインタフェースのクラッシュの原因がはんだ付け接点の破損にあることを突き止めました。接点を修理すると、カメラインタフェースはクラッシュしなくなりました。

"私たちは、ユーザーにとって付加価値のある製品を提供することを目指しています。私たちがこれらの課題を解決するには、高度なツールが必要でした。そのために、信頼できるパートナーであるローデ・シュワルツに協力を求めたのです。"
Anton Husby, Director of camera development, Veo Technologies

内部ノイズの問題を解決するために、VeoはFPL スペクトラム・アナライザとR&S®CMW-Z10 RFシールドボックスを使用して、干渉源を分離し、特定しました。問題の原因は、ソフトウェアスイッチの切り替えにあることがわかりました。この問題を解決することで、VeoはEMCコンプライアンステストへの備えを改善することができました。

Veoはまた、ローデ・シュワルツの販売前後のサービス/サポートにも大いに満足しました。ローデ・シュワルツによるデモ機器の短期間での提供や優れたセールスサポートのおかげで、Veoはデザインを徹底的にデバッグし、製品の予定どおりの発売に向けて進むことができました。

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