12月 10, 2025
新しいR&S NRP150Tサーマル・パワーセンサによって、ローデ・シュワルツはR&S NRPxTシリーズの周波数レ ンジを150 GHzにまで拡張します。現在、自動車産業ではADAS/ADをめぐって、先進のレーダーセンサのため に最高148.5 GHzまでの新しい周波数域を設定しようと標準化機関と協力して取り組んでいます。これに対 し、新しいR&S NRP150Tは、その新たな高周波数域を含めて車載レーダーのすべての帯域をカバーできる初 めてのRFパワーセンサとなります。もちろん車載アプリケーション以外にも、同センサは衛星/衛星間通信 や電波天文学などさまざまな分野のパワー測定にも対応でき、より高い周波数域での調査や探査を可能にし ます。
高速な測定と広い周波数レンジで効率を向上
R&S NRP150Tサーマル・パワーセンサなら、最大500回/秒の測定を実現します。そのうえ広い周波数レンジ を兼ね備えているため、スペクトラム全域を一度にスイープ測定でき、ベクトル・ネットワーク・アナライ ザをはじめとするRF計測機器の検証やキャリブレーションを素早く行えるようになります。また、同パワー センサは150 GHzまでの周波数をサポートする次世代の0.80 mm RFコネクタを採用したあらゆるアプリケー ションに利用でき、デバイスの開発や部品の製造をしっかりサポートします。
技術の卓越性と使いやすさを両立
R&S NRP150Tサーマル・パワーセンサは、-35~+20 dBmという広いダイナミックレンジに加えて、長期的な 安定性も実現しています。動作温度0~+50℃の範囲内では環境温度の変動が補正されるため優れたドリフト 性能を発揮して、周囲の温度変化や帯域外信号に対する耐性を維持します。この最大電圧定在波比 (VSWR)1.7を実現したセンサがあれば、優れた整合性のもとでの効率的な電力伝送を保証できます。しか もUSB接続であるため使いやすく、標準的なPCやAndroidモバイル端末では無料のリモート制御アプリが使え るほか、ローデ・シュワルツのR&S NRXベースユニットを介しての互換性も備えています。
NMIトレーサビリティ
R&S NRPxTシリーズのすべてのパワーセンサと同じように新しいR&S NRP150Tセンサも、ある周波数帯を商業 利用や産業利用するうえで前提となる国家計量機関(NMI)へのトレーサビリティを実現しています。ドイ ツ連邦物理・技術研究所(PTB)をはじめとする欧州のNMIは、ローデ・シュワルツの技術をもとに当社と協 力して、110~170 GHzのDバンドにおけるNMIトレーサビリティを世界で初めて確立しました。この周波数帯 にはR&S NRP150Tパワーセンサが利用する150 GHzまでの周波数も含まれています。
新しいR&S NRP150Tサーマル・パワーセンサは今すぐローデ・シュワルツからご購入いただけます。詳しく は R&S®NRPxxT/TN/TWG/TWGN をご覧ください。
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ローデ・シュワルツは、電子計測、技術システム、ネットワークおよびサイバーセキュリティの各部門を通じ、より安全に“つながる”社会の実現に向けて努力を重ねています。グローバルな技術指向のグループとして、90年にわたって先端技術の開発を続け技術の限界を押し広げてきました。当社の最新製品やソリューションは、産業界や規制当局および行政機関のお客様がデジタル技術の主権を得るためのお力添えをしています。ドイツ・ミュンヘンを拠点としたプライベートな独立企業であり、長期的かつ持続的な経営を行える体制を構築しています。ローデ・シュワルツは、2024/2025会計年度(昨年7月から本年6月まで)には31.6億ユーロの純収益を上げました。また、2025年6月30日現在、ローデ・シュワルツでは約14,400名の従業員が全世界で活躍しています。
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