5G NR

5G NR FR1ノンスタンドアロンUEのRFコンフォーマンステスト

3GPP 38.521-3に準拠するEN-DCモード

5G New Radio(NR)は、2018年に初めて発表されたリリース15技術基準の中で、3GPP(3rd Generation Partnership Project)によって仕様化されている無線アクセステクノロジー(RAT)です。スペクトラム効率を高めて、高度モバイルブロードバンド(eMBB)、大規模マシンタイプ通信(mMTC)、超高信頼低遅延通信(URLLC)などの無線通信アプリケーションの多様なニーズに対応するように設計されています。

5G NRテクノロジーについては、以下の2つの展開モードが定義されています。

► ノンスタンドアロン(NSA)モード:E-UTRA(LTE用のアクセステクノロジー)と5G NR RATの両方に対応

► スタンドアロン(SA)モード:ユーザー機器(UE)は、LTEまたは5G NR RATで5Gコアネットワーク(5GC)にアクセス可能

5G NRエアインタフェース関連のコア仕様も関連するテスト仕様もすべて、3GPP 38シリーズの仕様に含まれています。UEの製品ライフサイクルでは、UEベンダーは、製品を正式に発表する前に、RF、プロトコル、性能試験などの必要なすべてのコンフォーマンステストに合格することにより、デバイスの認証プロセスを完了することを義務付けられています。RFコンフォーマンステストが市場アクセスに不可欠なことは言うまでもありません。初期の製品の研究開発段階でも、3GPP仕様の適合性を確保する必要があります。

このアプリケーションノートは、モバイル無線機テスタR&S®CMXと対応するWebユーザーインタフェースR&S®CMsquaresをインタラクティブな操作モード(手動操作モード)で使用することにより、テスト構成例を用いて、3GPP38.521-3に準拠した5G NR周波数レンジ1(FR1)NSA RF UEコンフォーマンステストの手順を研究開発リーダーに説明することを目的としています。このアプリケーションノートをお読みになれば、3GPP RFコンフォーマンステストを適切に手動設定して実行し、R&S®CMsquaresで測定結果を把握できるようになるはずです。

Name
Type
Version
Date
Size
5G NR FR1 Non-Standalone UE RF Conformance Testing | 1SL368
Type
アプリケーション・ノート
Version
0e
Date
Jun 25, 2021
Size
10 MB
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