ETSI EN 303 340に準拠した地上波デジタルTV放送受信機のテスト

2017年6月から、欧州連合内で販売または運用されるほぼすべての無線送信機および受信機で隣接周波数バンドに対するイミュニティ試験が義務付けられます。ETSI EN 303 340規格では、デジタルテレビ受信機に対して実施するテスト内容と合格に必要な要件が規定されています。

このアプリケーションノートでは、このテストの手順を示し、R&S®BTC ブロードキャスト・テスト・センタ用の保存／呼出しファイルと干渉信号について解説します。

目次

1 背景 4

1.1 無線機器指令（RED）2014/35/EU 4

1.2 ETSI EN 303 340 4

1.3 本書の目的 4

1.4 DVB-TおよびDVB-T2の信号パラメータ 4

1.4.1 DVB-T 5

1.4.2 DVB-T2 5

2 準備 8

2.1 保存／呼出しファイル 8

2.2 必要信号ファイル 9

2.3 干渉源ファイル 9

2.4 テスト・セットアップ 9

3 測定 11

3.1 感度 11

3.1.1 信号 11

3.1.2 保存／呼出しファイル 11

3.1.3 テスト手順 11

3.1.4 測定の不確かさ 13

3.1.5 ドキュメント 14

3.2 隣接チャネル選択性 14

3.2.1 信号 15

3.2.2 保存／呼出しファイル 15

3.2.3 テスト手順 16

3.2.4 測定の不確かさ 19

3.2.5 ドキュメント 20

3.3 ブロック 20

3.3.1 信号 21

3.3.2 保存／呼出しファイル 21

3.3.3 テスト手順 21

3.3.4 測定の不確かさ 23

3.3.5 ドキュメント 23

3.4 過負荷 24

3.4.1 信号 24

3.4.2 テスト手順 24

3.4.3 測定の不確かさ 25

3.4.4 ドキュメント 26

4 参考文献 27

5 オーダー情報 28

A 隣接チャネル漏洩電力比（ACLR）の測定 29

A.1 方法 29

A.2 サンプルの結果 30