Windows XPを搭載したESU/FSQの起動時に、エラー・メッセージが表示されました（registry file failure）：
It is not possible to enter the ESU / FSQ application.
stop: c0000218 (Registry File Failure):
the registry cannot load the hive(file):
\systemroot\system32\config\SYSTEM
or its log or alternate.
It is corrupt, absent, or not writeable
これは、ESU/FSQのハードディスクのちょっとしたヘッド・クラッシュか、Microsoft WinXPの問題であると思われます。
R&Sのサービス部門がハードディスクを交換することはできますが、ESU/FSQが必要な場合は、以下の対処方法が役に立ちます。
以下の手順をお試しください。
1. 通常のPCと同じように、Microsoft WinXPで "Scandisk.exe" を起動し、C:\の「デフラグ」を実行します。
2. R&Sのウェブから最新のファームウェア・バージョンと「リリース・ノート」をダウンロードします。ただし、GPIB伝送ではこのバージョンを使用しないでください。
3. 「リリース・ノート」をお読みになり、拡張ファームウェアを空のUSBメモリにコピーしてください。
4. USBメモリから "Setup.EXE" を起動します（例：F:\disk1\setup.exe）。
5. インストールが完了すると、ESU/FSQアプリケーションが起動します。
6. ESU/FSQの "SETUP" ハードキーを押し、右側のメニューの "FIRMWARE" ソフトキーを押します。
7. USBメモリから新しいファームウェアをインストールします。
8. ESU/FSQをオフにします。
9. ESU/FSQを起動し、"Internal Calibration Total" を実行します。- ESU/FSQは新品同様になります。
