R&S®SMA100B RF/マイクロ波信号発生器

R&S®SMA100B RF and microwave signal generator, front low

主な特長

周波数レンジ：8 kHz～3/6/12.75/20/31.8/40/50/67 GHz（オーバーレンジで最大72 GHz）
SSB位相雑音：－132 dBc（代表値）（10 GHz、10 kHzオフセット）
広帯域ノイズ：－162 dBc（実測値）（10 GHz、30 MHzオフセット）
広い周波数レンジで30 dBmを超える最大出力パワー
極めて低い高調波

見積りを取得する製品の構成

妥協のない優れた性能

R&S;^®SMA100B RF/マイクロ波信号発生器は、妥協のない最高の性能を提供します。また、クラス最高レベルの信号純度および出力パワーを実現し、高調波を最小限に抑えます。本器は業界最高レベルの信号発生器であり、RF半導体、無線通信、航空宇宙／防衛の各産業において、最も要求の厳しいモジュールおよびシステムの電子計測タスクに対応します。

クイックリンク

特長と利点

高純度な信号を提供する最高の信号発生器

R&S®SMA100Bは、妥協のない最高の性能を備えています。

最高出力のパワーレベルを維持し、高調波が最も低い状態で最高純度の出力信号を供給します。
8 kHz～67 GHz（オーバーレンジで72 GHz）の周波数レンジ
最小のSSB位相雑音：－132 dBc（代表値）（10 GHz、10 kHzオフセット）
ほぼ存在しない広帯域ノイズ：－162 dBc（実測値、10 GHz、30 MHzオフセット）
広い周波数レンジで30 dBmを超える最大出力パワー
極めて低い高調波
タッチスクリーンによる最先端のGUI

**さまざまな周波数のSSB位相雑音** - R&S®SMA100B（R&S®SMAB-B711（N）オプション搭載）の実測SSB位相雑音特性

妥協のない超高出力パワー

広いダイナミックレンジ、優れたレベル確度およびレベル再現性

周波数が高いほど減衰が大きくなるため、マイクロ波周波数レンジにおいては、通常、非常い高い出力パワーが必要になります。R&S®SMA100Bでは、このような損失を補正するために、さまざまな段階の出力パワーが用意されています。このため、ダウンストリームに外部アンプは必要ありません。極めて高い出力レベル（測定値）

6 GHzの機器で最大38 dBmの極めて高い出力パワー
20 GHzの機器で、18 GHzで30 dBm以上、20 GHzで28 dBm
40 GHzの機器で、20 GHz～36 GHzで30 dBm以上
67 GHzの機器で、40 GHz～65 GHzで22 dBm以上

**最大出力パワーの測定値** - 50 GHz/67 GHz測定器の使用可能な出力パワーの実測最大値（標準、ハイ・パワー・オプション、超高出力パワーオプション）

細部まで使いやすさを追求

テストシステムとの容易な統合および革新的な操作機能

2 HUまたは3 HUの柔軟な筐体
7インチ大型ディスプレイおよびフロントパネルに複数のコネクタを備えた3 HUの筐体
タッチスクリーンによる人間工学に基づいたGUI
頻繁に使用するメニュー項目をユーザーメニューに追加することで、必要な設定に1か所からすばやく簡単にアクセス可能
R&S®SMA100BはSCPIマクロレコーダーとコードジェネレーターを備え、手動設定を自動的に記録して、実行可能なMATLAB®スクリプトを作成

**革新的な測定機能** - 内蔵されたSCPIマクロレコーダーとコードジェネレーターにより、SCPIプログラムシーケンスをすばやく簡単に作成

R&S®LegacyPro：テクノロジーの更新

古い信号発生器の下取り

R&S®LegacyProを使用すれば、R&S®SMA100Bは高い信頼性で、キーサイト、アジレント、ヒューレット・パッカード、アンリツ、ローデ・シュワルツなどのメーカーの旧式な信号発生器をエミュレートできるようになります。その結果、R&S®SMA100Bはソフトウェアを大幅に変更しなくても旧式のシステム内に展開できるため、アップタイムの増加、所有コストの削減、およびテストシステムの耐用年数の延長を効果的に実現できます。

ハイエンドADC/DACコンポーネントテスト

デバイスの真の性能を測定

ADCは世代ごとに、アナログ入力帯域幅と必要なクロック周波数が増加します。また、有効ビット数の増加によって、S/N比も増加します。このため、ADCやDACのテストには、DUTの性能を上回る極めてクリーンな高周波信号が必要です。R&S®SMA100Bの優れた性能は、DUTの最適化に適しており、技術的に実現可能な改善を行うこともできます。

**ADC/DACアプリケーションでのR&S®SMA100B** - セカンドソース内蔵の1台のR&S®SMA100Bを使用した、最大6 GHzのクロック信号のためのコンパクトなADCテストセットアップ

R&S®NRP パワー・センサのコネクティビティー

R&S®NRP パワー・センサをR&S®SMA100Bに接続可能

DUTがジェネレーターに直接接続されることはほとんどありません。多くの場合、ジェネレーターとDUTの間にケーブルやその他のコンポーネントがあります。この場合、基準面がジェネレーターのRF出力からDUTに移動します。R&S®NRP パワー・センサをR&S®SMB100Bに接続することで、この新しい基準面での校正をきわめて精密に（1 dBの10分の1のレベルで）実行できます。

**R&S®NRP パワー・センサのコネクティビティー** - ローデ・シュワルツのパワー・センサを接続したR&S®SMA100B

UCOR（ユーザー補正）

外部周波数応答の補正

DUTと信号発生器の接続には通常、長いケーブルやその他の周波数依存性のあるコンポーネントが用いられるため、周波数応答の補正には非常に重要です。R&S®SMA100Bには、このためにユーザー補正（UCOR）機能が備わっています。R&S®NRP パワー・センサと組み合わせると、ボタンを押すだけでUCOR値が自動的に決定されます。周波数応答が補正されたRF信号がUCORの新しい基準面で得られます。

**セットアップおよびUCOR機能** - R&S®SMA100BとDUTの間にケーブルやその他のコンポーネント（それぞれ固有の周波数応答を持つ）を使用した場合の相対出力パワー表示。

可変基準周波数入力／出力

Trade in your legacy signal generators

R&S®SMA100Bには、基準信号を出力（または入力）するためのさまざまな方法が用意されています。1 MHz～100 MHzの可変外部基準周波数入力（R&S®SMAB-K704 オプション）を使用すれば、R&S®SMA100Bを既存のテスト環境に容易に統合できます。入力された基準周波数をまったく異なる基準出力に割り当てることもできます。

**可変基準周波数入力／出力** - R&S®SMA100Bのリアパネルの基準周波数入力／出力

広いダイナミックレンジによる中断のないレベル掃引

Easy integration into test systems and innovative operating features

利得伝達関数または自動レベル制御（ALC）を内蔵したアンプの出力飽和ポイントを測定する場合は、信号発生器は中断のない広いレベル掃引範囲を備えている必要があります。R&S®SMAB-K724オプションを搭載したR&S®SMA100Bには、以下の特長があります。

非常に広いダイナミックレンジによるブランクのない（中断のない）レベル掃引
レベル掃引レンジ全体で高いレベルリニアリティーを実現

**Innovative operating features** - R&S®SMA100Bによる非常に広いダイナミックレンジでの中断のないレベル掃引

利用可能なオプション

関連ビデオ

12:54

Configuring Closed-Loop Power Control on the SMA100B

Learn how to configure and use closed-loop power control on Rohde & Schwarz analog and vector signal generators based on the example of the R&S®SMA100B .

11月 27, 2024

Angle of Arrival Simulation for Multi-Channel Receivers

07:24

マルチチャネル受信機の到来角のシミュレーション

このビデオでは、R&S®パルス・シーケンサ・ソフトウェアで方向探知シナリオを定義する方法や、振幅、遅延、位相が調整されている4チャネルのR&S®SMW200A セットアップのシナリオを再生する方法を紹介します。

12月 09, 2020

Rohde-Schwarz-SMW200A-RF-Ports-Alignment-Getting Started

14:39

R&S®SMW200A - RF Ports Alignment - クイック・ガイド

このビデオでは、R&S®SMW200A ベクトル信号発生器のセットアップ方法、およびRF Ports AlignmentオプションSMW-K545とRFPAL PCソフトウェアを組み合わせて使用することによってマルチポートDUTの入力で振幅／遅延／位相調整された複数の信号を発生する方法を紹介します。

12月 09, 2020