FSMR3000による相互相関位相雑音測定
R&S®FSMR3000(以後FSMR)は、測定レシーバー、シグナル・スペクトラム・アナライザ、位相雑音アナライザの3つの機能を備えた測定器です。
このアプリケーションノートでは、FSMRと相互相関オプション(R&S®FSMR3-B60)の組み合わせを使用して、生の信号発生器(R&®SMA100B)の位相雑音特性を測定する方法を示します。
相互相関位相雑音測定を使えば、このオプションを使用しない場合に比べて、感度を5 · log(n) dB高めることができます。例えば、10の相関を使用した測定では、位相雑音フロアが5 dB向上します。