R&S®CMWcards(C-IoT用)
ローデ・シュワルツは、さまざまなテストニーズに対応する製品を提供しています。ここでは、上記ユースケースのテストに対応するソリューションを紹介します。
ローデ・シュワルツは、さまざまなテストニーズに対応する製品を提供しています。ここでは、上記ユースケースのテストに対応するソリューションを紹介します。
C-IoTデバイスのテストには、以下のユースケースがあります。
あるいは、これらユースケースの組み合わせもあります。こういったテストを、高いコストパフォーマンスで実行するにはどうすればよいでしょうか。
C-IoTの中心的なテクノロジーは、LTE Cat 1、eMTC、NB-IoTです。これらのテクノロジーはすべて、デバイス側の複雑さの軽減、コストの削減、到達困難な場所に到達するためのカバレージの拡大を目標としています。これらのテクノロジーはデバイスの製造コストの削減につながるため、自然な流れとして、デバイスの機能テストにかかるコストの大幅な削減方法が次の課題となります。
ローデ・シュワルツは、この課題を解決するために、高いコストパフォーマンスと優れた品質を兼ね備えたハードウェアおよびソフトウェア製品を提供しています。
ローデ・シュワルツは、さまざまなテストニーズに対応するため、R&S®CMW500 無線機テスタと、R&S®CMW290 機能無線機テスタを提供しています。
R&S®CMW500 無線機テスタは、高度なカスタマイズが可能なオールインワンのテストプラットフォームであり、上記のユースケースを含めさまざまなユースケースに対応します。ハードウェアに対する初期投資は必要ですが、将来にわたり製品構成の拡張性を確保していくには適切な投資となります。
R&S®CMW290 機能無線機テスタは、R&S®CMW500の小型版です。機能セットを縮小することでハードウェアコストを抑えているため、C-IoT/M2Mのお客様に最適です。C-IoTテストのユースケースに必要とされる機能を備えています。
R&S®CMW500 | R&S®CMW290 |
---|---|
LTE Cat-1、eMTC、NB-IoT | LTE Cat-1、eMTC、NB-IoT |
TRX出力×4 | TRX出力×2 |
シグナリングユニット×2およびデータ・アプリケーション・ユニット | シグナリングユニット×1およびデータ・アプリケーション・ユニット |
複数のR&S®CMWの接続が可能(R&S®CMWFlexx) | スタンドアロンモード専用 |
フェージング対応 | フェージング非対応 |
位置決定のサポート | 位置決定は非サポート |
遊びながらテストを作成
R&S®CMWcardsはカードゲームに基づいたソフトウェアアプリケーションで、C-IoT用のテストスクリプトの作成に使用できます。カードを並べるだけでセルを作成でき、各セルをグラフィカルにパラメータ化できます。R&S®CMWcardsでは、セルのパラメータ化の際に起こりがちなエラーが指摘されるので、一貫したエラーのないテストスクリプトを作成できます。
R&S®CMWcardsアプリケーションは、R&S®CMW500とR&S®CMW290の両方のテストプラットフォームで使用できます。同じアプリケーションをノートパソコンにインストールして、ノートパソコン上でローカルにテストスクリプトを作成することもできます。作成したスクリプトは、R&S®CMWプラットフォーム上でリモート実行できます。
目的
テスト範囲
シンプルで公正
R&S®CMWcardsアプリケーションは、R&S®CMW-KT044ライセンスで任意のプラットフォーム(ノートパソコン、R&S®CMW500、R&S®CMW290)上で実行可能です。この1つのライセンスで、すべてのC‑IoTテクノロジーおよびリリースを対象として、最新のプロトコル、ユーザビリティー、GUI機能が利用可能になります。R&S®CMW500でテストを実行するには、R&S®CMWcardsフレームワークライセンスが必要です。これにより、R&S®CMW500のハードウェアとソフトウェアのすべての機能が使用可能になり、すべてのC-IoTテクノロジーをシミュレートできます。フレームワークライセンスはR&S®CMW-KP030です。
R&S®CMW290でテストを実行するにも同様のライセンスが必要ですが、こちらの方が低価格です。フレームワークライセンスはR&S®CMW-KP020です。