FAQs from Rohde & Schwarz

RS-232C経由でのリモート制御

質問

LabWindowsを使用してRS-232C経由でアナライザをリモート制御したいと思います。何をやってもうまく行きません。どうすればよいですか?GPIBではリモート制御できるのですが、RS-232Cを使用したいと思います。

回答

RS-232C経由でのリモート制御では、いくつか問題が発生する可能性があります。

1) アナライザの設定 - "SETUP" => "GENERA SETUP" => "COM INTERFACE"

- "OWNER" は "INSTRUMENT" でなければなりません。"OS" の場合は、FSPをリモート制御

できません。

- ボーレート、パリティ・ビット、データ・ビット、ハンドシェークを、

PC/LabWindowsCVIプログラムの設定と照合します。

2) PCの設定

- PCのバックグラウンドで実行しているプログラム(ファイアウォール、

ウィルス対策、プリンタ・サーバなど)がリモート制御を妨害することがあります。

- ボーレート、パリティ・ビット、データ・ビット、ハンドシェークを、

PC/LabWindowsCVIプログラムの設定と照合します。

3) ケーブル

- ダブル・クロス・ケーブル(ヌル・モデム・ケーブル)が必要です。

- ケーブルの不具合を確認します。

4) LabWindows/CVIプログラム

- 最初に、RS-232Cポートを入出力ポートとして初期化する必要があります。その場合、

FSPとまったく同じCOM INTERFACE設定を使用します。

次に、HYPER TERMINALを使用して、'*IDN?' をFSPに送信してみて、

この方法でPCとFSPが通信できるかどうかを確認します。