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26.5 GHzまでをカバーする新型ハンドヘルド・ベクトル・ ネットワーク・アナライザの販売を開始します

ローデ・シュワルツ・ジャパンは、ケーブル&アンテナ・アナライザ機能とフルSパラメータ測定機能を併せ持つハンドヘルド・ベクトル・ネットワーク・アナライザR&S ZNHの販売を2021年1月14日より開始します。R&S ZNH は最大26.5 GHzをカバーし、ユーザーフレンドリーなインタフェースを持ち、構成が簡単で、フィールド測定に最適なコンパクトファンレスハウジングを備えています。さらに、ケーブル&アンテナ・アナライザおよび2ポート・ベクトル・ネットワーク・アナライザの機能が標準で搭載されています。

R&S ZNH image
R&S ZNHはフルSパラメータ測定機能など、ケーブル&アンテナ測定のスタンダードな機器として必要となる機能を備えています

ハンドヘルド・ベクトル・ネットワーク・アナライザR&S ZNHはRFケーブルの断線や通信システムコンポーネントの不具合の検出と解析にその威力を発揮するだけでなく、フィールドおよびラボでの26.5 GHzまでのコンポーネント測定にも使用できます。また、R&S ZNH には過負荷から保護するレシーバ・ステップ・アッテネータが両方のポートに組み込まれています。

R&S ZNH の4レシーバ・アーキテクチャは、未知のスルー、オープン、ショート、マッチを使用するUOSM校正をサポートし、異なるコネクタ間での精度の高い校正を実行できます。0.0025 dB RMSの低トレースノイズ、100 dBのダイナミックレンジ、0 dBmの標準最大出力、16,001ポイントの測定ポイント数など、クラス最高のRF性能により、R&S ZNH はRF通信システムの設備と保守や基本的RFコンポーネントの特性評価に最適です。

パワー測定、パルス測定、レシーバの絶対値と比測定などの機能をオプションで追加することにより、フィールドエンジニアはレーダーおよび衛星システムを維持し不具合に迅速に対応することができます。オプションはソフトウェアキーコードにより提供され、簡単に機能追加できます。

R&S ZNH は小型かつ重量わずか3 kgで、ファンレス設計となっており、長いバッテリ寿命、手袋をはめても快適に操作できるスペースの広い大きなキーなど、フィールドでの作業に適しています。7インチのマルチタッチディスプレイは、ラボアプリケーションのスマートフォンと同様のスマートタッチジェスチャを使用しています。R&S ZNHはシンプルで操作が簡単なため、初心者でも事前のトレーニングなしでアナライザを操作することが可能です。測定ウィザード機能により事前に測定の構成を設定でき、また無料のInstrumentViewおよびMobileViewソフトウェアにより、測定データをフィールドからラボに直接転送して、並列で解析を行うことができます。

ハンドヘルドタイプのR&S ZNH は、スペースと予算が限られているR&Dラボ、生産ライン、大学などで、また生産ラインでのフィルタ、アンプ、ケーブル、コネクタ、アンテナといったRFコンポーネントの測定に最適です。

ハンドヘルド・ベクトル・ネットワーク・アナライザ R&S ZNH はローデ・シュワルツ・ジャパンおよび契約代理店からご購入いただけます。

すべてのプレスリリースは、画像のダウンロードを含め、http://www.press.rohde-schwarz.com からインターネットでご提供しています。

Rohde & Schwarz について

ローデ・シュワルツは、試験・計測、放送・メディア、航空・宇宙、防衛、セキュリティ、ネットワークおよびサイバーセキュリティの各分野で高度なソリューションを提供するリーディング企業です。技術指向のグループとして、通信・情報・セキュリティ関連製品をもとに、産業界や行政機関のお客様がさらに安全に“つながる”社会を実現できるようご支援しています。2020年6月30日現在、ローデ・シュワルツでは全世界で約12,300名の従業員が活躍しています。2019/2020会計年度(昨年7月から本年6月まで)には独立した企業グループとして25.8億ユーロの売上を達成しました。ドイツ・ミュンヘンの本社を中心に、70カ国以上に子会社を配し、アジアと米国には地域拠点を置いています。

R&S ® は、Rohde & Schwarz GmbH & Co. KGの登録商標です。