知っておくと便利な8つの測定テクニックとヒント
まず、オシロスコープ用の各種プローブを扱う上で、知っておくと便利な8つのテクニックやヒントを約10分程度の動画にまとめてご紹介します。様々なプローブタイプについて理解を深めたい方には、アーカイブにある各タイトルの動画をご利用ください。
まず、オシロスコープ用の各種プローブを扱う上で、知っておくと便利な8つのテクニックやヒントを約10分程度の動画にまとめてご紹介します。様々なプローブタイプについて理解を深めたい方には、アーカイブにある各タイトルの動画をご利用ください。
非接地の2点間の電圧を測定する差動測定は、スイッチングモードの電力トランジスタにおけるゲート・ソース間の高電圧や、USBやCANなどの差動信号の測定で活用されるプロービング手法です。差動電圧の測定には、2つのグランドに接続されたシングルエンドプローブを使用し、オシロスコープの演算機能で測定した電圧値の差を求める疑似差動アプローチもありますが、ほとんどの場合、「差動電圧プローブ」を使用する方法が推奨されます。差動電圧プローブは、CMRR, DMR, そして CMRという重要な仕様があります。さらにパワーデバイスへの応用が進むGaNやSiCなど、高周波で高いCMRRを求められる測定には磁場や温度変化などの外乱影響が少ない絶縁プローブ・システムが強く推奨されます。