ローデ・シュワルツのソリューション
高度なミリ波イメージングソリューション
R&S®QPSは、大量かつ高精度な人体スクリーニングに対応できる設計となっており、誤警報の発生を抑制できるほか、より快適で威厳を損なうことのないスクリーニング姿勢を可能にするレイアウトデザインが採用されています。R&S®QPSでは、非電離ミリ波(mmWave)無線テクノロジーを利用して、金属製アイテムと非金属製アイテムの両方の潜在的な脅威を自動的に検出します。
最適化されたスクリーニング作業を実現するオープン設計
10年以上にわたり、人体スクリーニングテクノロジーは設置に関する課題を抱えており、貴重なスペースを占有してきました。多くのシステムでは、四方を囲まれた狭いスペースでスクリーニングを受ける必要があり、不快な思いをさせるおそれがあります。現在提供されているR&S®QPSの場合、見た目が美しく、スペースをとらないフラットパネルを使用しているため、さまざまなチェックポイント領域により効率的に統合できます。オープン設計の採用により、セキュリティー担当者は、視界を遮られることなくチェックポイント全体を見渡すことができます。
R&S®QPSのオープン設計は、車椅子にも対応することができ、車椅子用の別のゲートが不要になるため、貴重なセキュリティスペースの節約になります。R&S®QPSのパネルは、フロアプレートのレールに取り付けられており、メンテナンスの際には内側にスライドできます。したがって、これらのスキャナーを他のセキュリティー機器の隣り、または近くに設置すれば、さまざまなスペースでのセキュリティースクリーニングにも対応できるようになります。
このシステムの小さい占有面積と高速スキャンは、大量のスクリーニングの迅速な処理を可能にし、待ち行列を解消して待ち時間の短縮を実現します。1台のR&S®QPS スキャナーを複数の判定ステーションで使用すれば、1つのシステムで1時間あたり400人以上をスクリーニングできます。