質問
パルス・リミッタはいつ必要ですか?
パルス・リミッタはいつ必要ですか?
入力アッテネータ、プリアンプ、プリセレクション・フィルタ、入力ミキサは、
パルス・スペクトラム密度/パルス・エネルギーが非常に高いデバイスの測定を
実行した場合、損傷する可能性があります。
吸収用クランプやLISNでの測定などで発生する、より高い電圧に対しては、
すべてのテスト・レシーバで外部パルス・リミッタESH3-Z2を使用することを
推奨します。この10 dBアッテネータ・パッドは、最大1500 Vのパルス電圧および
最大100 mWsのパルス・エネルギーに対応するように設計されているので、
レシーバの入力の破損を防ぐことができます。
EMIテスト・レシーバESIB 7(入力2)はすでに、1500 V(10 us)の最大パルス電圧や
30 mWs(10 us)の等価パルス・エネルギーから保護されています。ただし、
未知の被試験デバイスには、いずれにせよESH3-Z2パルス・リミッタを使用する必要があります。
注記:2線式V型回路網ENV216には、パルス・リミッタが内蔵されています。
このため、パルス・リミッタESH3-Z2は、ENV216には不要です。