このウェビナーは、シミュレーションやハードウェアテスト用のツールを使用してRFコンポーネント/システムを設計しているエンジニアを対象としています。紹介しているのは、Cadenceと提携して開発した新しい共同ソリューション手法です。R&S®VSESIM-VSSソリューションは、Cadence® Visual System Simulator™(VSS)の機能を強化するもので、EDAシミュレーションを実行するために広く使用されています。
新しいソリューションは、EDAシステムシミュレーションおよびハードウェアテストの中で実際の信号を使えるようにすることで、RFコンポーネント/システムの開発プロセスを簡素化します。最新の5G NRまたはWi-Fi仕様に基づいた複雑な広帯域信号を用いたシミュレーションを使用して、従来よりも現実的な結果を取得することができます。後続のハードウェアテストと同じ信号作成手法と解析アルゴリズムを使用しているので、初期設計から実装検証まで、直接的な相関性を確保することができます。
これを可能にするために、R&S®WinIQSIM2とR&S®VSEが信号発生ツールおよび解析ツールとして、ケーデンスのVSSシミュレーションツールに統合されています。まもなく発表されるR&S®VSESIM-VSSソリューションのデモを行い、新しい手法がいかに効果的かつ効率的に機能するのか、また、どのような利点をもたらすのかを紹介します。